最強プレゼンツール自己紹介の「自分キャッチコピー」の作り方

jikosyoukai

独立して個人起業家になると
異業種交流会などに参加する機会も増えると思います。

異業種交流会では、当然ながら自己紹介をすることになります。
このような異業種交流会でインパクトのある自己紹介ができることは
顧客獲得をするうえで
大きなアドバンテージになることは間違いありません。

インパクトを与えられるような効果的な自己紹介ができますか?
効果的な自己紹介ができるためには
価値がしっかりと伝わる「自分キャッチコピー」があることが
重要です。

ここでは顧客獲得につながる
「自分キャッチコピー」について解説してまいります。

1.「自分の強み」を興味深く表現する

自己紹介でのキャッチコピーの役目は
相手を引き付けること、興味をもってもらうことです。
ただ、興味を持ってもらうために「自分以上のもの」を
見せるのは、逆効果になる場合が、多々見受けられます。

そこで、まずキャッチコピーを作る前にすることから
お話させていただきたいと思います。

1-1.キャッチコピーを作る前にすること

「自分のキャッチコピー」の目的は
「自分の強みやPRすポイントをいかに的確に興味深く伝えるか?」
ということになります。

しにためには前段階の「自己PRポイント」を明確にすることが重要になります。
そして、それをどう料理するかがキャッチコピーの作り方のポイントになります。
個人起業家の方であれば価値がしっかり伝わる「実質的な内容」が大切です。

1-2.「自分の強み」を表現する

自己紹介では自分の強みを表現できるキャッチコピーが必要です。

開始わずか5秒で相手に自分の強みを把握してもらい
その後に自分のプロフィールを語ることができれば
あなたが何を伝えたいのかを相手は理解しやすくなります。

開始5秒で強みを伝えるにはまず、自分の強みを明確にする必要があります。
強みを表現するうえで代表的なものは

  1. 実績
  2. 経験
  3. 特技
  4. 長所

以上の4つです。

例をあげると

  • およそ3000人をコンサルしてきた○○です。
    経験豊富をアピールできる数字があれば、
    相手にわかりやすく実績と経験を伝えることができ
    信用という意味で、安心感を与える事ができます。

1-3.「将来のビジョン」を表現する

実績などがまだなく、「少しインパクトに欠けるなあ」という場合は
将来の自分(ビジョン)を表現しましょう。

どんな自分に今後なりたいのか?どこに向かっていくのか?
それを表現することであなたの人柄が伝わり、好感をもって聞いてもらえます。

例をあげると

  • コーチングで志の高い起業家を育てたい!起業家専門コーチの○○です。
    自分が起業家をコーチすることで、志の高い起業家を輩出したいというビジョンを
    キャッチコピーに入れています。
    そうすることにより、企業の悩みだったり、アドバイスだったりをしてもらえる人だと
    想像することができます。
  • 生涯未婚率を今より半減させたい!結婚相談所の○○です。
    生涯未婚率をへらしたいというビジョンを入れる事で
    結婚相談所という職業が引き立ってきます。
    なぜ結婚相談所で働いているのか?という理由にもなっているので
    聞いている方は記憶に残りやすいです。

このようにビジョンを表現することで
自分の仕事を理解してもらいながら印象に残すことが可能です。

もし明確な強みが見つからないようであれば
あなたのビジョンをキャッチコピーにしてみてください。

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2.自分キャッチコピーの作り方

それでは、自己紹介に使える自分キャッチコピーを作っていきましょう。

キャッチコピー作るうえで大事なポイントが3つあります。

  1. 誰向けかがすぐ分かる
  2. ベネフィットが分かる
  3. 具体的である

この3つのポイントを意識した表現にすることで
「刺さるキャッチコピー」になります。
ひとつずつ見ていきましょう。

2-1.誰向けかがすぐ分かる

誰に向けたメッセージなのかが明確でないと、お客様は反応しません。
人は、「自分のための情報だ」と思わないと、反応できないのです。

あなたのターゲット顧客が、思わず反応する言葉は何でしょうか?
是非、「自分の情報」と思われる言葉を作りこんでください。

2-2.ベネフィットが分かる

人が興味をもつものは、「自分にとってどんな得があるか?」ということです。
この「自分にとっての得」が得られ「望む未来が得られている状態」がベネフィットです。

この場合、Before-Afterを表現するのが、聞く人にとってわかりやすいです。
Beforeが現実、Afterが未来というわけです。
「結局、私はどうなれるの」ということが、最も関心のある事なので
顧客の望む未来を意識したものにしてください。

 

3.具体的である

具体的であるためには数字を入れることです。
数字が入る事で言葉にインパクトが生まれます。

2つの事例をあげます。

  • たった90日で安定稼働に導く、満足度100%の起業講座
  • 最短で起業を安定稼働へ導く、親切指導の起業講座

上の2つの例を比べていかがでしょうか。
数字のある、なしでは受け取るインパクトが大きく違うのが
わかると思います。

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3.キャッチコピーを作るうえでの注意点

キャッチコピーを作るうえで、是非取り入れ頂きたいのが
マーケティングの基本で3C分析という手法です。
これは自分の強みを明確にするための手法です。

3C分析

  • Company  自社(自分)の強み(なぜあなたのサービスを利用するのか)
  • Customer 相手(顧客)にとってのメリット(独りよがりでは駄目)
  • Competitor  競合他者との比較(人の真似では駄目)

Company、Customer、Competitor の頭文字のCをとって3C分析と呼ばれています。
キャッチコピーをつくる上で、この3C分析をすると自分の強みを作りやすくなります。

3C分析を行うことによって、あなた独自の強みに気づくことができます。
そのため、今までに聞いたことのないような印象的なキャッチコピーを作る
土台ができあがりる可能性が高くなります。

3C分析をせずにキャッチコピーを作ると、
どこかで聞いた事があるような
キャッチコピーになる恐れがあるので注意が必要です。

是非、3C分析を取り入れるようにしてください。

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まとめ

顧客獲得につながる自己紹介のための「自分キャッチコピー」について
考え方、作り方、注意点を解説してまいりました。

自分キャッチコピーは自分の強みを興味深く表現して伝えるものです。
作り方のポイントとして

  1. 誰向けかがすぐ分かる
  2. ベネフィットが分かる
  3. 具体的である

この3つを意識したうえで、自分の実績、経験、特技、長所を織り込んで
作り上げてください。
まだ実績がないという方は、自分のビジョンを織り込んでも
よいキャッチコピーが生まれるはずです。

そして、作りこんでいく中に是非、3C分析を取り入れるようにしましょう。
3C分析を取り入れることで
あなたのキャッチコピーは、よりオリジナリティがました
「刺さるキャッチコピー」となることでしょう。

是非、自分キャッチコピーで差別化を図り、顧客獲得を加速させましょう。

この文章を読んでいただいて、ありがとうございました。

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